ノンアルコール飲料はお酒を飲む人しか飲まない?今以上のリピーターを獲得出来るのか?

こんにちは!なっとらあ麺です!

コロナ第7波が落ち着き始めています。8月はお盆もあり多くの感染者を出しましたが、年末年始まで長期休暇は無いので徐々に落ち着いていくといいですね。

今回はノンアルコール飲料の市場は今後も拡大していくのかをPRESIDENT Onlineの記事と照らし合わせ、自分の考えをまとめました!


もくじ

最初に結論!

  • 今のところノンアルコール飲料の市場は世界を含めて順調に拡大している
  • ノンアル飲料はほぼ飲酒者しか飲んでおらず、元々非飲酒者はノンアル飲料を飲まない
  • ノンアル飲料と料理とのペアリングを行うお店が増え始めている
  • 筆者としては「ノンアル飲料」という立場を捨てて、フレーバーや余韻を前面に押し出した清涼飲料水として非飲酒者にアプローチすることが市場の拡大に繋がると思っている

ノンアルコール飲料は非飲酒者の選択肢になるのか?

PRESIDENT Onlineでノンアルコール飲料が非飲酒者の選択肢になるかが記事として投稿されていましたので引用したいと思います。

では、なぜノンアルコール飲料が求められるのか。図表3はその理由を示している。飲用経験者全体では、「車を運転したいから」(25.8パーセント)がトップで、2位が「お酒を飲んだ雰囲気が味わえるから」(23.3パーセント)、月1回以上飲用者でトップは、「健康に気をつけたいから」(36.1パーセント)である。

筆者の考えでは、ノンアルコール飲料は、お酒を飲む人にとってのアルコールの代用品である。「車を運転したいから」や「お酒を飲んだ雰囲気が味わえるから」という回答がその証左である。お酒を飲めるのに、「飲めない事情」があってノンアルコール飲料を楽しんでいる。

PRESIDENT Online 「酒離れ」のチャンスを活かせていない…ノンアルコール飲料が「お酒を飲まない人」の選択肢に入らない根本原因 より引用

引用記事の前半を要約すると、「ノンアルコール市場は拡大しているけど、元々お酒を飲まない非飲酒者はノンアルを飲まない問題に直面している」となります。

そう言われると当たり前に感じますね。ノンアル飲料は飲酒者がアルコール飲料の代わりに飲むものだからです。居酒屋やBBQではコーラやサイダー等の炭酸飲料、フルーツジュースやウーロン茶を飲んでいます。

ノンアル飲料を飲むのは、飲酒者車を運転するからなどの理由による飲酒者です。(引用記事の後半にも書かれています)


ノンアルコール飲料は清涼飲料水より高いのもネック

大体ノンアルコール飲料は清涼飲料水より値段が高めに設定されています。

ディスカウントストアでは500mlの清涼飲料水は70~80円程で購入できますが、ノンアル飲料は350mlで90円を超える事が殆どです。容量でも負けています。

わざわざアルコール飲料に近づけたノンアル飲料を非飲酒者が買う事は少ないでしょう。


外食産業ではノンアル飲料を食べ物と合わせて提供する戦略を取り始めている

記事内では外食産業がノンアル飲料を食べ物と合わせて提供する事によってノンアル市場を拡大する事が出来るのではないかと書かれています。

代表的な事例として挙げているのは、代々木上原のフレンチレストラン「sioシオ」である。ここは『ミシュランガイド』で1つ星を獲得している。「sio」では、ワインのペアリングと同じ料金で、お茶をベースにしたノンアルコール飲料のペアリングを提供している(ただし、2022年現在では、アルコールのペアリングは2000円ほど高くなっている)。

さらには、カクテルならぬモクテル(mock〔似せた〕とcocktail〔カクテル〕の造語)を供するバーも誕生しており、コカコーラ・ボトラーズ・ジャパン株式会社も、飲食店向けモクテルのレシピの提案に力を入れている。これが奏功すれば、ノンアルコール飲料市場の拡大に寄与するであろう。

PRESIDENT Online 「酒離れ」のチャンスを活かせていない…ノンアルコール飲料が「お酒を飲まない人」の選択肢に入らない根本原因 より引用

フレンチレストランではノンアルコールのコースを提供していたり、コカコーラ・ボトラーズ・ジャパンではノンアルコールカクテルの新しい呼び名として「モクテル」と呼び市場の拡大を狙っているようですね。

「ノンアルコール飲料」という呼び名を変更する部分は筆者も大賛成です。ただどうしても飲食店だとアルコールとノンアルコール、その他炭酸飲料やフルーツジュースのドリンクが同時に提供されている為、わざわざアルコールやドリンクを除いてノンアルコールを頼むのか疑問です。


筆者としては清涼飲料水として提供するのも手だと考えている

ノンアルコール飲料がもっと売れるためには、お酒を飲むor飲んでいた人が減酒、禁酒、休肝日の為に飲んでいる「ノンアルコール飲料」から一歩進んだ飲み物にする必要があると思います。

「お酒を飲まない人でも麦の旨味やチューハイ等の爽快感を味わって欲しい!」というキャッチコピーを前面に押し出す商品を作る事や、

ノンアルコール市場ではなく清涼飲料水の市場で「ドライな爽快感」をウリにした飲料を販売する等、

非飲酒者や子供も楽しめるものとして売るのも手だと思いますね。

特に私が下記の記事で紹介した「サントリー のんある晩酌 レモンサワー ノンアルコール」については清涼飲料水で売り出しても良いぐらい特徴がある飲み物だと思ってます!

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おわりに

千葉県スポーツセンター。たまに歩きに来ますが土日祝は運動場に学生たちが集まり活気がすごい

今回はノンアルコール飲料の市場は今後も拡大していくのかについて私の考えを記事にしました。

ノンアル市場では、非飲酒者がノンアルを飲まない問題に直面しており外食産業に働きかけたり「ノンアルコールカクテル」という名称を「モクテル」に変えて市場の拡大を狙っていることが分かりましたね。

ノンアルコールがより身近になるように市場には努力して欲しいです!

お酒は程々に楽しく飲んでいきましょう!なっとらあ麺でした!

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